
肥満と腰痛の関係についてお答えします。
肥満の人は腰痛になりやすいのか
腰痛に悩む人は、仕事などで長時間同じ姿勢でいる人や、重いものを繰り返し持つ人など、原因は様々ありますが、実は原因の一つに体型が影響することがあります。
痩せている人より、肥満の人の方が腰痛になりやすい傾向にあります。
なぜその傾向にあるのかというと、肥満の人は、立つ、座る、前かがみといった全ての動作などで、腰への負荷が体重の2.5倍程度になるといわれているため、腰痛に悩んでいる傾向にあるのです。
また、肥満の人は、自分の体の重さの負担に加え、肥満になっておなかが出るとどうしても背中が反る形になり重心も崩れるため、腰に負担がかかりやすく、腰痛が起こりやすくなります。
肥満の人は慢性腰痛になりやすい
一度、肥満が原因で腰痛になってしまうと、中々治すのが難しいのです。
理由として、腰痛を改善するためには、まず肥満を解消するために運動や食事制限などが必要になります。運動をしようにも、腰痛で満足のいく運動ができにくく、食事制限だけでは限界があるのです。
このため、なかなか改善しないのです。
肥満と睡眠時間の関係
一見、肥満と睡眠時間には、関係がないように思われますが、実は、関係があるという研究結果があるという記事を目にしたことがあります。
内容は、睡眠時間が短いと肥満度が高くなる傾向がある。
これは、睡眠時間と人の食欲が関係しています。
睡眠不足になると、食欲を抑制するホルモン(レプチン)が減少し、食欲を増進させるホルモン(グレリン)が増えるというものです。グレリンが多いと、高脂肪食や高カロリー食を好むようになり太りやすい原因となります。
つまり、睡眠不足になる→食欲増進→太りやすくなる→肥満になる→腰に負担がかかる→腰痛になる→慢性的な腰痛
のです。
つまり、良質な睡眠が大切なのです。
肥満が原因の腰痛改善マットレス
肥満により背中が反る形による、腰への負担が原因で腰痛になった場合は、まず腰を休めることが重要になってきます。
しかし、日中は仕事などでなかなか腰を休めることができない人が多いのではないでしょうか。
そこで、唯一腰を休ませることができる睡眠時に効率的に休ませるここが重要になってきます。
しかし、ただ腰を休ませるだけではいけないのです。正しい寝姿勢をしなければ、逆に腰に負担をかけることになり、余計に腰痛を悪化させてしまうのです。
寝ている間は、正しい寝姿勢を意識できないため、無意識でも正しい寝姿勢を保てるマットレスを選ぶことが重要になります。
腰痛改善のマットレスの選び方を参考にして、自分にあったマットレスを選んでください。